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フランス語のアルファベット「W」のこと【フランス語】

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フランス語を学ぶ際、教科書通りだと一番初めに出会うのが「アルファベット」。

文字自体の表記は英語と共通項が多いので、それほど一文字一文字に驚くことはありませんでした。

正しく発音できるかどうかはさておき( ´∀`)

 

alphabet

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フランス語のアルファベット/Alphabet Français

A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z

 

全部で26文字。

AからZの見慣れた文字の中でも、英語とは読み方が全然イコールでないアルファベットがいくつかあります。

音だけ聞くと覚えにくいな〜というものの中には、意外にも仕組み(?)がわかるとスッと入ってきたものも。

その筆頭が、「W」

音で聞くと「ドゥブルヴェ」。文字を見ながら聞くと何かの間違いかと思って、「ん?」ってなります😅

アルファベットの中に「ドゥブルヴェ」っぽい文字が見つからず、キョロキョロしたのも良い思い出です。1文字に対しての発音なのに妙に長いし。

ところが、何回も念仏のように唱えていると、あれ!まさかこれは。

「ドゥブルヴェドゥブルヴェ、、、ダブルヴィー、、、Double V !?

 

確かに、文字面を分解すると、「V」が2つで「W」なんですよね。

なんだか目から鱗で楽しい♫

alphabet w

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さらに驚くべき事実

フランス語のW、すなわち「ドゥブルヴェ」が「Vが2つというアルファベット」だと知った後、もう一つ衝撃の事実が。

ウィキをずるずる読んでいると、見過ごせない事実の記載がありました。

 

 

英語名ダブリュー(double U)は「二重のU」の意味だが、ロマンス系の言語などでは「二重のV」の名で呼んでいる(下記参照)。 その名のとおり、古英語で使われはじめた二重音字「vv」または「uu」に由来する文字である。

Wikipedia

 

英語のWは「double U」!!!!!

これ常識でしたか?

私、初めて知りました。「W=ダブリュー」とインプットされたまま今日まで過ごしてきました😱「リュー」の部分にそんなトリックが潜んでいたとは...。

フランス語云々ではなく、既に英語の段階でダブルの意味になっていたのですね。

ということは、フランス語の「W」は、ダブルの「U」? むにゃむにゃ...

ついでなので、他の言語も合わせて載せておこうと思います。

 

  • 二重のV

    • : double vé(ドゥブル・ヴェ)
    • : doppia vu, doppio vu(ドッピャ・ヴ/ドッピョ・ヴ)
    • 西: uve doble, ve doble(ウベ・ドブレ/ベ・ドブレ)
    • : vê dobrado, duplo vê(ヴェー・ドブラド/ドゥプロ・ヴェー)
    • : dupla vé(ドゥプラ・ヴェー)
    • : dublu ve(ドゥブル・ヴェ)
    • : kaksois vee(カクソイス・ヴェー)
    • エス:ドゥオブラ・ヴォ/ヂェルマーナ・ヴォ(ゲルマン人のV) Wikipedia 

     

     他言語は、予想通りちんぷんかんぷんだなあ。

 ただ、また一つ気になることが発生。

怖い話(?)で出てくる「ドッペルゲンガー現象」の「ドッペル」って、もしかして上記のどれかの言語から来ている言葉なのでしょうか。アレも、2人いるっていう現象だったような。

でもキリがないので、Wのことはもうおしまい!

 

私の場合、こんな風にたった1文字でもずるずると沼にハマってしまうので、全く勉強が進まないのです。

たくさん参考書を広げても、一単語の疑問や由来ばっかり追いかけて1ページもクリアできないこともしばしば。

要領がいい人だと、私が「W」1文字に関わっている間に一通りのフランス語の挨拶はマスターしているんじゃなかろうか...。

気長に頑張ります 𓅪