記事更新:'20-03-16
フランス映画に、とにかく出てくるエッフェル塔。
例をあげるとキリがないような ( ´∀`)
エッフェル塔が出てくるどのシーンも、ストーリーと相まって思い出深い。
中でもダントツで私の印象に残っている作品が、エリック・ロシャン監督「愛さずにいられない(un monde sans pitié)」。
ストーリーをちょこっとだけ。
そこそこいい年齢になってきたフラフラ系男子のイッポが、クールな優等生的女子ナタリーに惹かれていく。
そして...っていうドラマにもよくある流れ。
だけど、どこにもない世界がこの作品には溢れているのです!
あの独特な気怠い感じ、熱が出そう...(@Д@)
作品のお話はキリがないのでちょっと置いておいて、本題へ。
このストーリーの中で、エッフェル塔のライトアップが登場します。
イッポがパチっと指を鳴らすと、スッとライトアップが消えるという...。
あれ、フーってエッフェル塔を吹き消すのだっけ??大事なところがあやふやですが^^;
近年そういったシーンが珍しくないけれど、当時はもう衝撃的で。
いつかパチっとやってみたい!と、そっと誓ったものです。
調べてみたら、公開されたのが1989年。
残念ながら日本ではDVD化されていないみたいです _| ̄|○
あんな名作が...。
出演者
主人公「イッポ」を演じたのは、イポリット・ジラルド(Hippolyte Girardot)。どっちかというと、共演者のイヴァン・アタルの方が一般的にはイケメンな気がしますねー。
イッポはフランスではどういったポジションの俳優さんなのか、いまいちピンとこないですが、私がピンポイントで好きな作品には彼が出てるのでかなり好き。
あれ、彼が出ているから見ているのか??
例えば...
イヴォンヌの香り(Le Parfum d'Yvonne)← ◎
モディリアーニ真実の愛
パリ、ジュテーム
あとは、「パルムの僧院」「大統領の料理人」にも出ていたらしい!私もこの作品は見ましたが、どこに出ていたのかな💦もう一度見なくては。
それにしてもこの作品、「愛さずにいられない」ってどうにもドラマチックな邦題ですね。
英語版のタイトルは「WORLD WITHOUT PITY」でした 。こちらの方がオリジナルのニュアンス。
作品メモ
原題:Un monde sans pitié
邦題:愛さずにはいられない
公開:1989年
監督:エリック・ロシャン/Éric Rochant
出演:イポリット・ジラルド, ミレーユ・ペリエ, ジャン・マリー・ローラン, イヴァン・アタル他
フレンチラブストーリー特集 by 東北新社
古いチラシを見つけたので、記念にアップしておきます。
東北新社の、これはビデオ発売なのかな?それともDVD?
1998年リリースとなっていますが、さてどちらなのか。
全11作品がラインナップされていて、嬉しいことに表には「愛さずにいられない」のショットが使われていました 𓅪
恋するパリジェンヌ 11のエピソード
ふたり(DEUX)
花のようなエレ(HELLE)
アイドルを探せ(CHERCHEZ L'IDOLE)
パッション・ベアトリス(LA PASSION BEATRICE)
僕と一緒に幾日か(QUELQUES JOURS AVEC MOI)
パリジェンヌ(LES PARISIENNES)
巴里を追いかけて(TRAVELLING AVANT)
フランスの思い出(LE GRAND CHEMIN)
パッション・ダモーレ(PASSIONE D'AMORE)
C階段(ESCALIER C)
愛さずにいられない(UN MONDE SANS PITIE)