39歳で亡くなったフランスの作家、ボリス・ヴィアンの「日々の泡 - L’écume des jours-」。
パリに暮らすカップル、コランとクロエの幻想的な恋愛を描いた作品です。小説のあらすじは↓
「日々の泡」
愛を語り、友情を交わし、人生の夢を追う、三組の恋人たち――純情無垢のコランと彼の繊細な恋人のクロエ。愛するシックを魅了し狂わせる思想家の殺害をもくろむ情熱の女アリーズ。料理のアーティストのニコラと彼のキュートな恋人のイジス。人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説。「20世紀の恋愛小説中もっとも悲痛な小説」と評される最高傑作。
amazon内容説明より
私が「うたかたの日々」を先に知ったのは、岡崎京子の漫画の方です。もう目眩がするようなラブストーリー...。
原作の小説が、ミシェル・ゴンドリーによって映画化されています(ミシェル・ゴンドリーは、「エターナルサンシャイン」でアカデミー脚本賞を取った方)。
その作品で登場する小道具が、かつて東京都現代美術館で展示されていた事がありました。
ミシェル・ゴンドリーの世界一周@東京都現代美術館
第1部「ホームムービー・ファクトリー」
第2部「Around the World in 19 Videos」
2014年9月27日(土)−2015年1月4日(日)
※すでに終了したイベントです。
クロエの肺の展示もありました。クロエは、肺に水蓮の花が咲いてしまうという病気にかかってしまうのです🌸
展示会の内容は置いておいて(体験談➡︎ うたかたの日々【L’écume des jours】:ムードインディゴ - ミシェル ゴンドリーの世界 - @東京都現代美術館 )、今回はそのチケットのこと。
絵画の展覧会然り、映画のチケット類は大事に残して置く派の私。
やっぱり、思い出なんですよね。
作品の内容もさることながら、いつ、誰と、どんな気持ちで行ったか。
鑑賞した後に楽しかったこととか、丸ごとひっくるめた思い出が、チケット一枚に込められているような気がしてしまうのです。
こういったチケット類も長年撮っておいたのですが、幾度かの引越しを経て、ごっそり処分しました。
一枚ずつ後ろ髪をひかれながら捨てるので、未練たらたら💦
それはもう時間がかかる作業だった覚えがあります。その中で、どうしても捨てられなかったのが「うたかたの日々」の入場チケット。
作品自体に思い入れが強いこともあり、これはとってあります。
いつか捨てる日が来るのかな。
とブログを書きながら今気がつきましたが、このチケットには「非売品」の文字が。
てっきり自分で買ったと思っていたけれど、もらったか、もしくは何かに当たったかしたということ!?
...全く思い出せません 𓅪