この頃気がついたことがあるので、ちょっと長い独り言。
若い頃から、身近な人たちにフランス好きだと思われている私。
自分でもそう思っていました。
だって、
✔️ 使っているコスメやスキンケアグッズは、フランス発のアイテムが結構な割合を占めている。
✔️ 映画にどっぷりハマったきっかけは、そういえば初めて見たフランス映画に衝撃を受けたから。
✔️ 初めてのヨーロッパ旅行に選んだ国はフランス。
✔️ 第二外国語はもちろんフランス語。
✔️ NHKのフランス語講座が開講されるときには、今でも初回をチェックしてしまう。
✔️ テレビでパリ特集やっていると必ずチェック。
✔️ フランスの食材が好き。
✔️ パリの街にとっても興味がある。
✔️ いつかパリに行きたいって、心のどこかで常に思っている。
パッと思いつくところではこんな感じ。
困るのが、フランスが好きっていう話になると、「じゃあフランス語ペラペラ話せるんでしょ」って流れになること。何の資格あるの?とか、その類。
うーん、そういうことじゃないんだよねっていつも返事に詰まります😅
確かに語学の授業は取ったけれど、文法だの動詞の活用だのはさっぱり。記憶にあるのは「冠詞」くらいという体たらく。当時はただただ先生のお話が聞きたくて、欠かさず出席していました。
フランス語関連の資格に関しても、何一つ持っていないです。
極め付けに、いつでもさらっと言えるフランス語は「私はフランス語が話せません。」というフレーズ。
だけど、耳に入ってくる単語はなんとなくわかるので、その単語の組み合わせで大体なんの話をしているかは雰囲気でわかるという状態。
食べ物やお菓子の名称も結構覚えてるような。
これってなんなんだろう??
かなり本気で突き詰めてみました(暇だったせい^^;)。
私って、フランスが好きというよりも、単に「フランス映画が好き」から色々と端を発しているような...。
パリ旅行の計画を立てる時も、観光スポットやブランドショップに行くよりは、「あの映画に出てきたあの通りに行きたい」とか、そんな目線。
セーヌ川に架かる橋にあれこれ行ってみたいのは、昔の作品にでよく出てくるから。
文法苦手なのにフランス語の授業が楽しかったのは、学習の題材にフランス映画が使われていたから。
そして、聞こえてくる単語がなんとなくわかるのは、文法を勉強したからではなく山のようにフランス映画を見ていたから...。
意図せずヒアリングのレッスンになっていたのかもしれません。
あまり大きな声で言うことでもないけれど、取り立ててフランス人が好き!なわけでもないですし。全くもってニュートラル、好きでも嫌いでもない、のスタンスです。
コスメや食べ物は、単に好みだから、かな( ´艸`)
そっか、私はフランス映画が好きなだけなんだ!
ずいぶん気がつくのに年月がかかったけれど、すーっと腑に落ちました。
だから人生の何が変わるわけでもないけれど、私を構成しているパズルのピースがひとつはまったような、そんな気持ち良さ!
今度「フランス好きなの?じゃあ喋れるよね?」って言われたら...
「フランス映画が好きなだけです」ってバッサリ答えてみよう☺︎